きょ、今日は疲れた、マジで|(≧□≦)|

いつもと同じようにクラブが始まる
そう、それはいつもと同じ放課後・・・
私はいつもとまったく同じようにK子ちゃん
と一緒に部室に行きました。

今日は何か違いました。
一年生が大量にいないのです・・・・
もうすぐ体育祭があるのでクラスで旗を
作っている人やら風邪ひいたからとか言って
無断欠席する奴やら・・・。
うちの部は旗を作るとか、そういうイベントで
クラス参加は出来ません、そうそれは私たちの
宿命なのです
恩師の離任式でさえ出るコトは許されないのです
風邪で休む時だってちゃんと先生に断りを
入れなければならないという決まりなのです。

そんなこともあり、今日は三年生の一部
とーーってもキレてました。( ̄ロ ̄lll) 
温和な人意外はキレてたと思います
ということでせめて旗作りをしている2人
よりによってクラリネットの詩織ちゃんと
沙織ちゃんを重役3人(部長、副部長2人)
で迎えに行きました(-_-;)
そう、この行動こそが今日の日記のメインなのです

2人をただ呼びに行くのに3人もいらないと
美奈ちゃんがキレたのです。
しかし美奈ちゃんが言えるコトでは絶対にない
のです、美奈ちゃんだっても行かなくてもいい人
を誘い、連れて行く、そういう性格の人ですから。
いわゆる「自分のことは棚に上げ」って感じ
なワケです。人のことはよく見えるもんですよ

しかし美奈ちゃんはその、気に入らないと思う
そのことを決して洋子ちゃん、私、エリちゃん
つまり重役3人にぶちまけず帰ってしまったのです。ヾ(*’-’*)
美奈ちゃんがキレている、それを教えてくれたのは
いつも美奈ちゃんと練習をしている、つまり美奈ちゃんと同じ楽器でいつも隣に座っているさゆりちゃんとその友達である彩香ちゃんでした。

最初は他愛もない話だったのです
彼氏がいるとかいないとか・・・そういう話
とても楽しい幸せでした(≧∇≦)ノ彡 
洋子ちゃんは私以外の人に彼氏がいるというコトを
内緒にしていたのです、2人の秘密♪
「いないよね」「うん、いないよね」って
秘密の共有。うん、嬉しいなー

それで終わればよかったのですが・・・

さゆりちゃんと彩香ちゃんは急に相談して
「やっぱり言うね、ちょっといい?」と言って
洋子ちゃんを外に話に行こうと呼びました
私も気になったので一緒に行くコトに。
そう、それが美奈ちゃんがキレていたという
話だったのです。
そして一年生への不満が爆発してこうしなければ
という話もどんどん出てきたのです。
まるで私や洋子ちゃんを責めるような口調で。
重役がなんでもかんでも背負えとでも言いたいのでしょうか???
洋子ちゃんはわかっていました、ずっと悩んでいました。私はいつも隣に座っているし、いつも見ているから知っていました。誰も洋子ちゃんを責めたり
文句を言ったりする権利などないのです。
洋子ちゃんは泣いてしまいました
よく泣く子なのでさゆりちゃんと彩香ちゃんは
またかー久美子ちゃんもすぐ泣くから絶対文句
言わないって言ってたぁーって聞こえるか聞こ
えないかって感じの声で言いました
しばらく洋子ちゃんは泣いていました。
私は差し伸べたいと思う手を宙に浮かせて
洋子ちゃんを見つめていました
泣きやむまでずっと側にいるつもりでした
何か言いたいのに言葉が出ない、だから
せめて側にいたかったんです。
誰が敵になろうと私は洋子ちゃんの味方で
いようと決めていました。

しばらくして私の手に洋子ちゃんの手が振れました
とっても冷たくなっていました
そしてきゅっと掴んだかと思うとか細い声で
「ちょ・・・っと・・・いい?」と言いました
私は嬉しかった、頼ってくれて・・・本当に
嬉しかったのです、不謹慎ですが!!
すごく胸がドキドキしたんです

私たちはその場を離れ小さな石段に2人
腰かけました。洋子ちゃんはしゃくりあげながら
「私、クラブやめる」と言ったのです。
「今やめたら絶対後悔するよ!!」
と言いました「わかってる、わかってるけど」
洋子ちゃんはそう言って大泣きしていました
私はつたない言葉で一生懸命洋子ちゃんは
悪くない、副部長のくせに力になれない私のが
悪いんだと伝えました。私も少し泣いてました
あまりの力のなさに、頼られたのに気の聞いた
言葉一つかけてあげられない自分が情けなくて。

抱きしめてあげたい

そう思ったけどできなくて・・・
私は洋子ちゃんの背中をずっとさすっていました
(*T_T)ヾ(T_T*)
しばらく話をしてまたさゆりちゃんと彩香ちゃん
と喋っていた定位置に戻り、そこにしばらくいて
誰も居なくなった部室に戻りました。
さゆりちゃんと彩香ちゃんは部室に戻るなりすぐに帰って行きました。部室に残ったのは私と洋子ちゃんだけでした

私たちはちょっとお話しました。
私には願ってもない大チャンス!!って感じ。
人の悪口みたいになっちゃったけど・・・間違ってない
と思う。

そして2人で部室を出る時
決まりである「さようなら」を言って
誰からも返事が無い(当り前)ので2人で
「さようならぁ」って言ってくすくす笑いました
一緒に鍵を片づけに行ってほんの少し一緒に
帰りました。

頼ってくれる、それがとても嬉しい
それが洋子ちゃんだからなおさら嬉しくて

あの手の冷たさは忘れないと思います

私は絶対洋子ちゃんも味方でいる

コメント

椛

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