楽しみにしていたんだ

楽しい日になると思ってた
本当に楽しみにしていたよ？
指折り数えて待っていたんだよ
ただ貴方に会いたくてしかたなかった。

…昨日は長島に行く予定でした
エツさんは当日…突然仕事になりました
エツさんが三重に来るのは2回目
前回も夕方でした
あの時も何も、何も出来なかった
今回も。

仕事だったら仕方ない
言い聞かせて言い聞かせても辛かった。
一日ぽっかりとあいた休日とも言えない
休日を夕方まで寂しく過ごした。

仕事だから仕方ない

仕方ないって何？
その一言でおしまいにしないで。


次の日、寝坊。
同人イベントへ大遅刻
エツさんはずっと疲れた、帰りたいと
何度も連発していた、泣きたかった
一緒にいるだけで嬉しいと思っている
そんな自分がバカみたいだった
来て欲しいなんてワガママ…言わなければ良かった。


それでも帰り、少しはお茶したり出来ると思ってた
でもエツさんは突然の電話で名古屋にいる違う友達に会いに行ってしまった。

私たちはいつでも会えるから
ハチさんが私にそう言った。

嘘だ。
嘘だよ

いつでも会える？
会えないよ、遠いもん
だから少しでも長く一緒にいたいのに

…それならばとハチさんも去ってしまい
ぴぃちゃんも友達と一緒だったから
去ってしまった。
夕方の名古屋の地下鉄で私は一人になった

狂ったように買い物をした
一日乗車券だったから狂ったように
地下鉄を乗りまくっていた
それなりに戦利品もあったよ
でもむなしかった

家に帰ったら母に
「暗い顔」だと言われた